スポーツ歯科 |
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動きの速い、接触(スポーツコンタクト)の多いスポーツでは、脳震盪(しんとう)や顎口腔領域へのケガの発生率が高くなっています。顎や顔面周囲のケガの治療のために大学の付属病院や口腔外科を受診した人の原因の第 1 位は交通事故ですが、 2 位は転倒や転落、3 位にスポーツがランクしているとうデータがあります。男女比では男性に多く、年代比では 10 代が最も高くなっています。
余談ですが、4年に1度開催されるオリンピックでも選手の歯の治療が行えるように設備が整えられています。歯科治療件数は1992年のバルセロナ大会で約600件でしたが、1996年のアトランタ大会では900件以上に増加していました。アスリートの歯の健康管理は非常に大切で、実際に選手の成績や競技スケジュールにも影響を及ぼしたケースもあるようです。
上の前歯です。前歯を打ったり(打撲)、歯が折れたり(破折)、グラグラしたり(脱臼)抜けることもあります。重傷の場合、顔やあごの骨が折れることもあります。骨折では、下のあごがよくおこります(下顎骨折)。
マウスガードをはめることで、防止できたり軽減することができます。
口のケガを予防するために、上あごに歯を被うようにつけるゴムのようなものです。マウスピースとか、マウスプロテクターとも呼ばれます。 入手方法には、以下の 2 通りがあります。
マウスガードは試合の時だけでなく練習のときから使ってください。そうすることにより練習時のケガの防止や、慣れておくことで試合のときでも上手く使いこなせるようになります。
マウスガードはやわらかい素材でできているため、水分を吸収しやすく、色やにおいがつきやすい性質があります。使用後は水洗いし、ケースなどで保管してください。
また熱に弱く、変形しやすいので、お湯につけたり、高温になる場所での保管は避けてください。
スポーツ飲料は、テレビのコマーシャルなどにより身体によいと考えられています。汗をかいたときや、入浴後、のどが渇いたときによく飲むと思います。しかし糖分の濃度が高いので、とてもむし歯になりやすいことを覚えておかなければなりません。 また、むし歯だけでなく飲み過ぎると肥満の原因となります。 身体の水分補給という点から考えると、過激な運動や極端に汗をかいたとき以外は、普通の水で十分です。身体によいと勘違いして習慣的に飲むことはお勧めできません。 マウスガードをしていてスポーツ飲料を飲む際は、マウスガードを口の中から取り出しスポーツ飲料を口の中に溜めず素早く飲み込むか、ストローを使って歯に触れないように飲むようにしてください。さらに可能であればスポーツ飲料を飲んだ直後に水を飲むようにしてください。
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