

歯ぎしりは自分では意識の無い、寝ている時に多く行われる悪習癖の一つです。通常の食事の時などでは出すことのできない異常に強い力で上下の歯を噛んですり合わせます。
ギリギリと音がするというイメージがありますが、音がしない場合もあります。
くいしばりも悪習癖の一つで、食事以外の時でも上下の歯を合わせ、グッとくいしばることです。 寝ている時にもみられますが、仕事や家事、勉強をしている時、スポーツをしている時など様々な状況でみられます。
歯ぎしりやくいしばりを行うことで歯や歯周組織、顎関節に不要な力がかかりダメージが蓄積されていきます。
不必要で異常な力は口腔の様々な問題を引き起こしてしまいます。現代のストレス社会の中、歯ぎしり、くいしばりは、頻度や程度に差はあれ、ほとんどの方がしていると思ってよいでしょう。
しかしながら、自覚症状の無い方が多いことも事実なのです。
虫歯や歯周病ではないのに歯が痛い・しみるなどの症状がある場合は、歯ぎしり・くいしばりが原因である可能性もあります。
また、歯ぎしりやくいしばりが原因で頭痛や肩こりなどの全身の症状が発症してしまう可能性もあるのです。
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歯の大敵!!歯の寿命を縮めてしまいます。
- 歯が必要以上に減ってしまいます。
強い力で歯をこすり合わせ続けると、歯が摩耗して減っていきます。徐々に歯は削れて平らになり、エナメル質が失われてついには象牙質が出てきます。象牙質はエナメル質より柔らかく、さらに減ってしまいやすくなります。酸にも弱く、虫歯にもなりやすくなります。
- 歯槽骨が溶けて歯周炎の治療が進まない。過剰な力がかかり、歯槽骨がじわじわと溶けていきます。これに細菌の炎症も加わり、歯周病が悪化してしまいます。
歯周病の治療をしても、過剰な力のために歯槽骨がダメージをうけ、なかなか治療が進みません。
- 知覚過敏症の原因になります。
冷たいものがしみたり、重症の場合は温かい物でもしみてしまいます。
- 歯根が割れて抜歯になってしまった。
強い力に耐えられず、歯根が割れてしまうことがあります。神経のない歯は、健康な歯に比べ脆く割れやすいので要注意です。折れる部位によっては、抜歯になってしまうことが残念ながら結構あります。
- 歯根が割れて抜歯になってしまった。
強い力に耐えられず、歯根が割れてしまうことがあります。神経のない歯は、健康な歯に比べ脆く割れやすいので要注意です。折れる部位によっては、抜歯になってしまうことが残念ながら結構あります。
- 顎関節症、肩こり、頭痛などの原因になることもあります。
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意識のある時のくいしばりは、自覚し注意していただければ止めることが可能です。 歯ぎしりは原因がはっきりしている場合には、止められることもありますが、なかなか難しいのが現状です。次のようなことが主な原因ではないかと考えられています。
- ストレス
『ストレス』という言葉は今や聞かない日はないほど、私たちの日常生活に入り込んでいます。この日常の様々なストレスが原因で歯ぎしりが行われることがあります。
ストレスが取り除かれれば歯ぎしり、くいしばりが止まる可能性があります。
- 高さの合わない詰め物や被せ物がある。
不適切な治療等により、噛み合わせのバランスが変化し無意識のうちにその部分で歯ぎしりを行うことがあります。
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- 意識下での歯ぎしり、くいしばりは、まず患者様に自覚してもらうことから始めます。
日中にマウスピースをしてもらう場合もあります。
- 噛み合わせに問題がある場合は、噛み合わせの調整を行います。
- 寝ている時の歯ぎしり、くいしばりには、マウスピース(ナイトガード)を使用します。
これにより歯ぎしり自体を止めることはできなくても、歯や歯周組織、補綴物を異常な力から保護することが可能になります。
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マウスピースは、主に就寝時上の歯に、使用して頂きます。違和感などを心配される方もいますが、ほとんどの場合で違和感も睡眠にも問題なく使用して頂いています。使用することで逆に良く眠れたり、寝起きの不快症状が緩和されるという例も多く耳にします。これは異常な筋の緊張の緩和が取り除かれた結果だと考えられます。
歯の型採りをし、患者様の状態に適したマウスピースを作製します。
患者様が思っている以上に歯ぎしりやくいしばりは歯や歯周組織の大敵です。
自分の咬む力で自分の歯や歯周組織を破壊してしまいます。
歯ぎしりやくいしばりがあるかも??とご心配の方はぜひご相談下さい。
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