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小児歯科 |
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子供の歯の治療も大人と同じに、削ったり詰めたりします。しかし根本的に違うことは、子供の歯や顎は日々成長し、変化していることです。小児歯科とは子供の成長に応じた治療や予防を行い、将来の美しい永久歯列へと導き、一生涯自分の歯で楽しく生活できるようにすることを目的としています。
乳歯は永久歯と比べ、大きさと厚みが半分で、歯質が柔らかいため、小さなむし歯でも数ヶ月で神経まで侵してしまい、気づくのが遅れがちです。乳歯は成長期の大切な食生活を支え、将来の大人の歯、歯並びや噛み合わせに大きく影響をすることを考えると、とても重要な歯です。
しかし子どもの歯の治療は大変です。子どもは4歳ぐらいにならないと治療の必要性が理解できないからです。
小児歯科は、治療開始前にさまざま乗り越えなければならない「壁」があることも特徴のひとつです。
ここでは、歯科治療が初めてであったり、恐怖心のためなかなか治療ができないお子さんの治療の流れについて紹介します。
■初診 まずはお口のなかの検査ですが、診療台にひとりで座れないお子さんには、お母さんが先生の役をしてもらい診療台の上でお子さんの歯磨きをしてもらいます。つぎにドクターが仕上げ磨きという形でお子さんの歯磨きをします。こうすることで楽に診療台にすわることができます。このお母さんの歯磨きは慣れるまで毎回行います。
治療期間中にも虫歯は進行しますので、救急の場合を除いてすべての虫歯の進行抑制処置を行います。そしてお母さんには家庭で行っていただきたい食生活週刊や歯磨き指導をさせていただきます。
■治療方針を説明して治療開始 2回目来院時からはお子さんのお口の中に入れるさまざまな器具に慣れていただくために、衛生士と一緒に練習していきます。
こうすることでお子さんは、「ここの歯医者さんに来ればこれとあれをしたら帰れる」という見通しがつくようになります。ここでできるようになったら治療開始ですが、決して無理をせず笑顔で帰ってもらうことを心がけています。虫歯治療の順番は痛みの伴わない虫歯から治療していきます。3才以下のお子様には、進行止めの薬を付けて様子を見ることもあります。
歯に対して行う処置には、シーラントとフッ素塗布があります。
■シーラント 奥歯の溝に薬を流し、表面のでこぼこをなくすことで、汚れがたまりにくくなり虫歯になりにくくします。
■フッ素塗布 フッ素は自然界に存在する元素のひとつで、歯に対する働きには以下のようなものがあります。
食後は口の中が酸性に傾くため、歯からカルシウムやリンが溶け出します(脱灰)。 しかし、だ液の作用により数10分後には中性になり、カルシウムやリンが再び歯に取り戻されます(再石灰化)。この時、フッ素も一緒に歯に取り込むことができると歯の質がフルオロアパタイトという硬く強い構造をつくり、酸に対する抵抗力が強くなります。年齢や口の状況をみながら、数カ月ごとに何回か塗布します。
このフッ素塗布はちまたでよく聞くフッ素コートとは違い、一度塗ると一定期間虫歯にならない、というものではありません。塗るたびに上記の 1 〜4のような作用がありますが、だ液によりお口の中のフッ素濃度が低下するとともにその作用もなくなっていきます。だから毎日使用する必要がありますが、毎日歯科医院に通院するわけにもいかないので、以下のような方法がお勧めです。
ホームケアとしてフッ素の配合された歯磨き剤を使用してください。市販の歯磨き財にはフッ素が1000ppm (濃度を表す単位)まで配合できるようになっていますので、できるだけ高濃度のフッ素が含まれるものを使用してください。
プロフェッショナルケアとして、数ヶ月ごとに歯科医院で高濃度のフッ素塗布をしてもらってください。このとき歯の定期検診も一緒におこなってもらうと良いでしょう。
お子さんの虫歯の責任は100%保護者の方にあるといっても過言ではありません。虫歯にならないように、もしくは、虫歯を治療した後も食生活などの生活習慣を改善するだけで、口の中の環境は、虫歯になりにくい状態へと改善できます。保護者の方にはご家庭での予防、定期検診の重要性を知っていただければと思っています。
これからの長い人生を健康で豊かに過ごすためには、歯が健全であることが大切であることは言うまでもありません。健全な歯を育てるための保護者の方、とくにお母さんの仕事は実は乳歯が生える前からすでに始まっています。
赤ちゃんがお腹にいる時から、乳歯はできはじめています。そして乳歯が生え始める時期には、永久歯が育ち始めています。妊娠から永久歯が生えそろう12〜15歳くらいまではとくに大切な時期です。このとき、お母さんやお父さんがどのように歯を守り育てるかが、お子さんの将来の生活に大きな影響を与えます。
■乳歯が生え始めたら 歯が生え始めたら歯磨きを始めてください。 最初は前歯しか生えていないので、ガーゼ等でふく程度でも大丈夫ですが、授乳をしたまま寝かせないことがポイントです。 歯磨きが自分である程度できるようになっても、8〜9歳くらいまでは上手く磨けていないことが多いので、汚れをきれいに落とすために保護者の方による仕上げ磨きが必要です。
■1歳6ヶ月〜3歳くらいまで
■3歳のころ
■6歳のころ(初めて永久歯が生えるころ)
よく妊娠中にはお腹の赤ちゃんにカルシウムを取られてお母さんの歯が悪くなると言われます。しかし
それよりむしろ体調の変化、つまり、つわりによって吐き気がするためブラッシングを怠り、口の中が
またホルモンバランスの変化により歯肉からの出血が起こりやすくなります。
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